安食交差点の時差式信号化に取り組む
安食交差点では、利根川やナリタヤ方向から印西市小林、千葉ニュータウン方面への右折車両による渋滞が、長年の懸案事項となってきました。ナリタヤ方面からの多くの車両が、大鷲神社前町道を抜け道として利用するため、時に児童の通学に危険を招いていること、さらに、長門橋方面からの車両についても渋滞を招いていること等が指摘されます。
千葉県警との協議を重ね、「大鷲神社前への車両進入を規制することで、時差式信号機への変更は可能」との回答を得ましたが、近隣住民の同意や道路管理者である栄町の理解は不可欠で、現在も住民らとの話し合いを続けているところです。
- 1 経緯（平成25年2月末現在）
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平成24年 7月 ・安食交差点の渋滞対策についての陳情を受ける
8月～ ・千葉県警と安食交差点渋滞対策についての協議を開始
11月 ・千葉県警より
「安食交差点は変則的な十字路交差点であり、時差式信号機への変更は安全上好ましくない」
「消防団分署前信号機等との信号機サイクルを調整し、渋滞緩和を図っていく」との回答
12月 ・千葉県警との協議にて、再度、時差式信号化の可能性について確認し、
「大鷲神社前への車両進入を規制することで、時差式信号機への変更は可能」との回答
・鷲町区長へ状況を説明
平成25年 1月 ・大鷲神社周辺の住民へ「提案について」のご案内を配布
2月24日 ・鷲町集会所にて住民説明会を開催
- 2 安食交差点の現状
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①利根川方向から小林方向への右折車による渋滞
安食交差点は四方が民家に囲まれ狭く、右折車線が設置されていないため、旧国道356号利根川方向から小林方向への車両が右折できず、頻繁に渋滞が発生しています。
②ナリタヤ方向から大鷲神社前への通り抜け車両
安食交差点の渋滞を避けるため、ナリタヤ方向から大鷲神社前を通り抜ける車両が少なくありません。朝7：00～8：30の登校時は車両の進入を規制しているものの、下校時は児童の脇を多くの車両がすり抜け、危険な状態です。
③小林方向から安食駅（東京屋）方向への右折車による渋滞
大鷲神社前を通り抜け小林方向への直進する車両が少なくないため、小林方向から安食駅方向への車両が右折できず、時に長門橋まで渋滞の列となってしまいます。
- 3 時差式信号化の効果
- 安食交差点付近は民家が密集する地域であるため、右折車線の設置や道路の拡幅は困難な状況です。岩井やすのりは、当交差点の渋滞緩和策について千葉県警と話し合いを続けてきましたが、「大鷲神社前への車両進入を規制することで、時差式信号機への変更は可能」であるとの回答を得ることができました。
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- 4 なぜ、大鷲神社前への車両進入規制が必要か
- 安食交差点は右折車線が設けられていない十字路です。篠田建具店前のようなＴ字路や、十字路であっても右折車線が設けられている場合に、時差式信号を導入することができます。
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平成24年2月末現在、地域住民との話し合いを進めているところです。状況については改めてご報告いたします。